塾講師のアルバイトの面接。受かる人・落ちる人【時間を守れるかどうか】

バイトの面接

塾のバイトの面接塾のアルバイトに応募しようとしている人「塾のアルバイトに受かる人、落ちる人ってどんな例があるんだろう?基準はあるのかな」

私は、学習塾(集団塾・個別指導塾)で7~8年責任者をしてきました。そんな中、大学生のアルバイト採用に関わった経験が多くあります。

結論、塾のアルバイトに応募して受かる人は、

  1. 時間を守る
  2. 「雰囲気が明るい

落ちる人は、

  1. 「時間にルーズ」
  2. 「雰囲気が暗い」

この2点がとても大きなポイントです。

特に時間を守るのが1番重要。時間通りに仕事に来てくれないと困りますから。

2番目の性格が「明るい・暗い」はそこそこ普通であればOKです。ニュースでよく言われるように、少子化で今はどこの業界も人手不足。塾は飲食店と学生アルバイトを取り合うので、採用基準が下がっています。

とはいえ、仕事は人と人との信頼が重要なので、お互いの気分を害さないようマナーを守るのは当たり前のこと。事前に準備をして、全力を尽くすべき。

全力を尽くした方が、がんばった分だけスキルが身につきます。

というわけで、

  • まずは面接の時間に遅れないようにすること。仮に遅れそうになったら、最悪20分以上前(できるだけ早く)には連絡をしておくと一歩リード
  • そして、明るく人と接すること

そのほかには、アルバイト応募者のスケジュールとその塾で必要とするスケジュールが合うかどうかというのがありますが、これは運の要素が強いです。

以下に詳しく書いています。

塾のバイト「面接前」。受かる人・落ちる人【学歴よりも人柄】

学歴よりも人柄

アルバイトの前に履歴書を書きます。塾といえば「学歴」と思いがち。勉強についていろいろ知っていないと教えられないというのが一般的な考えです。

でも、今は動画によって授業ができたり、テキストが誰でも教えやすいように編集されています。「技術が進んだ」というのもありますが、社会の変化に対応できるよう教材会社や学習塾が知恵を絞っているからです。

塾のバイトに学歴は必要?「偏差値40くらいでも、人柄次第でまあOK」

「学歴」は必要です。ただし、必要とされる学歴の基準は下がっています。短大や、大学の偏差値が40くらいでもアルバイトができる人が増えています。

「勉強苦手だし、塾行ったことないから怖い」っていう人もいますが、大丈夫。子どもや同僚と楽しく会話ができればOKです。少しでも興味があれば応募してみましょう。アルバイトの応募をするだけでも良い経験になります。

学歴はあるけど、人間関係を築くのが嫌いな人は?「ダメなこともある」

学歴がエリートでも、暗かったり、人とのやり取りが雑だったりするとダメ。大学の偏差値が70近い国公立大学の学生でも落ちる人は落ちます。

学習塾の機能として、「保護者に安心してもらう」というのが1番。保護者に安心してもらった結果、生徒数や売上が増える仕事だからです。

塾としては、講師と生徒が楽しく話して、塾での楽しかった話を保護者に伝えてほしいんです。また、先生が好きだから成績が上がるというのはよくあること

「成績を上げる」のは保護者への安心提供の手段の一つ。成績を上げるだけ、勉強ができるだけであれば良いというものではありません。

【最重要】バイトの面接時間を守れるかどうか

「時間を守る」ことが合否を分けると言っても過言ではありません。

講師に遅刻されると、授業のコマが回らなくなり、校舎運営者の怒りMAX。激おこすぎて「ウガァーーーーー!!!!」と叫びたくなります。まあ、結局なんとかするんですけど。

アルバイト講師で「寝坊して遅刻の常習犯」がたまにいると、仕事を外したくなる。

  • アルバイトの面接時間の「5分~10分前」には、面接の場に行く
  • もしどうしても遅れそうになったら、面接時間の最悪20分以上前には(できるだけ早く)、事前に連絡を入れておく

面接の前に、時間について対策すると合格率が上がります。

時間を守れない人は向いていません。応募して来ないでほしいくらい。

「集団塾は、教員志望者」「個別指導塾は、保育・看護系・薬剤師志望者」が良いかも

私は集団塾でも個別指導塾でもアルバイト採用し、指導してきました。いろいろなアルバイト講師がいますが、目的は人それぞれ、「友達がいるから」「子どもが好きだから」「勉強が得意だから」などなど。

一つの考えですが、将来の仕事に合わせて自分のスキルを磨くのもありかなとは思います。例えば、

  • 将来、教員志望 → 集団塾で授業スキル磨き(準備が大変だが、時給高め)
  • 将来、保育や看護、薬剤師など1対1での仕事を志望 → 個別指導塾で対人スキル磨き(時給は集団塾より低めだが、準備はあまり必要ない)

将来の仕事につながる仕事として、アルバイトを考えるのもありです。

塾バイト「面接中」【身だしなみ以上に、素直な雰囲気】

素直な雰囲気

さて面接となります。結論、身だしなみ以上に「素直な雰囲気」。身だしなみは、できる範囲でいいです。それ以上に素直かどうか。

「髪長いからバイトするなら切ってくれる?」と言われて、「分かりました!」と明るく対応できるかどうかです。

めんどくさそうに「・・・分かりました・・」とか言っていたら、もうアウト。不合格の可能性大。仕事で注意しても、直してくれなさそうだし。

とはいえ事前準備として、「ネクタイの締め方」「髪の毛の色」「マニュキア」「爪の長さ」くらいは、塾の先生らしいイメージで整えていくのが良い

塾や校舎によってOK・NGが変わってくるので、「素直に」聞き入れれば合格可能性UPです。

塾のバイト面接中に聞かれること【内容以上に言葉のキャッチボール】

塾のアルバイトで聞かれることはだいたい決まっています。しかし、重要なのは言葉のキャッチボール。相手に聞かれたことを簡潔に答えましょう。基本的に楽しく会話していれば大丈夫です。

✔️聞かれることの例。よくある5選

  • その①:名前・大学名・学年・学科
  • その②:塾でのアルバイトを志望した理由は?アルバイト経験は?
  • その③:将来考えている仕事は?サークル活動・趣味は?
  • その④:【意外と重要】働けるコマ・スケジュール、職場までの移動手段
  • その⑤:塾の仕事で大切なことは?

その①:名前・大学名・学年・学科

応募者から言う前に、「〇〇さん〇〇大学○年生?」と面接官から聞かれることもありますが、「はい」と明るく返事をしましょう。面接の最初にはっきり声を出しておくと、そのあとのやり取りに少しでも自信が持てます

その②:塾でのアルバイトを志望した理由は?アルバイト経験は?

深く考えなくてOK。「子どもと会話するのが好き」でも、「勉強を分かりやすく教えたい」でも良いです。

しかし、過去に「職場が近いから」って言った応募者もいましたが、仕事内容に興味を持てない人はあまり採用したい気持ちになりません。仕事内容に興味があるという軸で答えるべき

アルバイト経験についても、「この応募者は何に興味があるのか」「どんな経験やスキルがあるのか」気になるので聞きます。とはいえ、アルバイトが初めての人も多いので経験やスキルは何もなくても問題なしです。

その③:将来考えている仕事は?サークル活動・趣味は?

これも応募者の趣味や興味を知ろうとしています。スポーツや趣味について、生徒と話してもらえると話がはずむのでとても良い能力です。

また、交友関係から新たなアルバイト応募者を探す情報として聞いています。

その④:【意外と重要】働けるコマ・スケジュール・いつから働けるか・職場までの移動手段

すぐに働けます

いつ仕事に来られるのか交通費がどのくらい必要なのかはかなり重要です。

塾の性質上、入ってほしいコマがある程度決まっているというのはあります。人が足りない時間に働きにきてほしい。

また、校舎の運営上、週2回は必ず入って欲しいし、週3~6でも入って欲しい。大学院へ進学して続けてくれればさらにうれしい。あと、これを言うと怒られそうですが、留年してしまいアルバイトを続けてくれることになるのもうれしいことなのです。

それから、できれば校舎に近い方が良い。交通費がかからないし、緊急時に対応がしやすい。

その⑤:塾の仕事で大切なことは?

「塾の仕事で大切なこと」を応募者に考えてもらって、仕事に生かしてほしいという意図があります。

成績を上げること」・「保護者に安心してもらうこと」などが、塾の仕事において重要。

とくに、「アルバイト講師の年齢」や「自分が大学生だということ」を生徒に言ってはいけないと言われることもあります。これも、自分の子どもが社員ではなくアルバイトに教えてもらっていると知ると、保護者の方が不安になるから。

「保護者に不安を与えない」ためということになります。

【面接後の注意事項】「プライベートでの生徒との接触」は禁止

夏に一緒に川遊びをして事故になったとか、男女の仲になってしまったとかになると事件になるので絶対に禁止です。インターネット・SNSを通じての接触も禁止。

塾によっては街で偶然生徒に出会っても、あいさつ程度にしてあまり対応しないようにと言われることもあります。

これは絶対守らないといけません。

筆記試験「英・数(国)」。50点以下でも人柄でカバー

筆記試験は塾のアルバイトなら必ずありますね。英・数がよくあります。

勉強が得意な人も、苦手な人も全力を出してみましょう。

半分くらいの正解であっても、人柄でカバーできることが多いです。しかし、3割くらいしかできていないときびしいかも・・。

勉強がちょっと苦手でも、子どもや人と接することに興味があれば挑戦する価値ありです。

バイト面接の終わりに:【時間を守るのと明るさ・素直さ】があれば、だいたい受かる

アルバイトの面接はとても良い社会人経験の一歩です。

塾の仕事をする上で、「時間を守る」のは最重要。人と接する仕事において、「明るさ」「素直さ」はかなり大きなポイント。

仕事は人と人との信頼で成り立っています。事前に準備をして、全力を出そう。目の前のことに全力を尽くした方が、得るものが多いです。

時間を守って明るく素直に面接を受ければ、だいたい大丈夫。

(「選考結果は、後日連絡します」とじらされるかもしれませんが、本当に選考中という場合と、ちょっとじらして合格の喜びを感じてもらう目的があります。最初を少しでもドラマティックな印象にして、長く働いてもらうきっかけにして欲しいですから。

不安になってもしょうがないので、楽しく過ごして待ちましょう

あとは、学力が足りるかとか、またスケジュールが合うかどうか、必要とされる勉強の能力が応募した塾と合うかどうか。

これはさすがに運の要素が強い。仕方ありません。

合格したら、その仕事と縁があったということなので一つ一つの仕事や職場を楽しんでいきましょう。参考にしていただけたら幸いです、では!